更年期障害は主に閉経期前後の45〜55歳ころに発症する女性特有の症状と一般に思われていますが、男性にも更年期障害があります。
男性の場合の更年期障害も加齢によってホルモンバランスが崩れることが直接的な要因で、肥満、運動不足、仕事上のストレスなどが間接的要因となって引き起こされます。
更年期障害の症状は様々ですが、主なものとして女性同様、多量の発汗、のぼせ、頭痛、耳鳴り、めまい、動悸などに加え、疲労や不眠、情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分など精神的な症状が現れ、男性の更年期障害場合は男性機能の衰えも特徴としてあげられます。
ただ、男性ホルモン(テストステロン)の減少ペースが緩やかなこと、閉経のようにはっきりとした体の変化が現れないことなどから症状が表に出にくく見過ごされがちで、気力の低下や全身倦怠感などから周囲からは「やる気がない」と思われがちです。こういった状態を放置しますとやがて鬱(うつ)につながります。
参考までに以下の項目で三つ以上、あるいは1)と7)のどちらか一方でもYESの場合は男性更年期障害の可能性が高いそうです。
1)性欲の低下を感じる
2)元気がなくなってきた
3)体力、持続力の低下を感じる(疲れやすい)
4)身長が低くなった
5)日々の楽しみが少なくなった
6)もの悲しい、怒りっぽい気分がある
7)男性機能の衰えを実感
8)運動する能力の低下を感じる
9)夕食後にうたた寝をすることがある
10)仕事の能力が低下したと感じる